2014年6月28日土曜日

国産スマートグラス JINS MEME で何ができそうなのか?

本日の Engadget Fes 2014 にて、JINS MEME の話がありましたので聞いてきました!
ちなみに筆者、実物を見たのは初めてです。


JINS MEME(みーむ) は Google Glass とはまったく違います。
ちなみに EPSON Moverio ともまったく違います。
スマートグラスとして一緒くたに考えられることも多いですが、おのおのをあえて一言で表現すると以下の通りでしょうか。

・JINS MEME: 目に特化したセンサー。視線、疲れ、眠気、頭の向きを感知。
・Google Glass: メガネ型スマートフォン
・EPSON Moverio:  飛行機でも使える映画館







さて、MEME について、ハードウェアがどうとかでなく、このスマートグラス/アイウェア (JINS はスマートグラスという言葉を使っていません・・・Google Glass もそうだけど) を使う事で具体的にどのような新しい事ができるのかについて考えながらメモりましたので、それをこちらに記載します。


MEME で実際に何ができるのか?

・眠気と疲れとうなずきを検出できる
  →クルマの運転手の眠気を本部が確認し、事故を予防でき得る (タクシー会社等)
  →誰かのスピーチに納得感があるか数値化できる
  →疲れ具合を1日を通して可視化し、誰といると/どんな作業をしていると疲れるのかを分析できる (それを SNS に投稿しちゃったりとか!? とんでもない世界が待っていそうですね)

・視線を検出できる
  あくまで視線を取れるだけであるので、端末の操作などのために使う事はできるかもしれないが、視線の先に何があるのかは分からない (カメラがないから)


なお、今後の展開としては、秋には SDK を公開し、みんなが触れるイベントを実施しようと思っているとのことでした!

2014年6月26日木曜日

国産スマートグラス Moverio BT-200 来週頭に発売開始!

Google Glass や JINS MEME、そして畑違いの Android Wear などに話題をさらわれ気味ですが、二度の発売延期をくぐり抜けて、ようやく新型国産スマートグラス EPSON Moverio BT-200/BT-200AV が発売となるようです。

筆者は試作品をしばらく使っていましたが、たまにポインタが消えて操作不能になる・・・というバグがあったものの、基本的には Android 端末なので、なんでこれほど延期したのかは不明です。
ただそういえば、試作品段階では通信ができなかったような? 通信周りでなにかあったのかしらん?


さて、現在 Amazon で予約受け付け中で、以下のバージョンだと ¥63,596 となっています。


実は2種類ありまして、スマートグラス用途であれば BT-200、映画鑑賞用途であれば BT-200AV を選ぶ必要があります。
(BT-200 を買ってから、"AV" の部分だけを追加購入する事はできません)

ただし、ひとくちにスマートグラスとはいっても、この製品は Google Glass のように出歩いている最中に使うものではありませんので、その点はお間違いなく!


なお、筆者は鯖江市さま/エプソンさまから1台いただけることとなっており、届くのを楽しみに待っているところです。
早く来ないかなー


【6/28(土)】Engadget Fes 2014 ホリエモンやMEMEやPepperや私が出るよ!

今週土曜日、秋葉原にて、ガジェット等の祭典

Engadget Fes 2014

が開催されます!







詳しくは公式サイトのタイムテーブルをご参照いただきたいですが、
ホリエモンが来たり JINS MEMEが来たり Pepperが来たりと大忙しの一日になりそうです。

かくいう私も、14時からの ライトニングガジェットトーク に登壇して Google Glass のアプリ (Glassware) を発表予定。

ご興味のある方は、ぜひいらしてくださいね!

Android Wear スマートウォッチ 日本でも発売開始!

先の Google I/O にてアナウンスされた Android Wear ベースのスマートウォッチ(時計) が販売開始となりました!


LG製、サムスン製の二種類で、どちらも 22000円(2万2千円) です。
※丸形ディスプレイの端末については、Google I/O で一番人気であったものの、夏後半の販売予定となっています。

ご購入はこちらからどうぞ!


なお、筆者は LG製にしようかと思っております。
カラーは二種類ですが、ホワイトゴールドがいいかな。

サムスンのほうは、黒だけのようですし、まだ注文はできない模様 (?)。






筆者としてはあまりスマート時計自体には興味がないのですが、"Android Wear" は Google Glass との連携が視野に入ってきていますので、とにもかくにも買っておこうと思っております。

2014/06/26 17:07追記:
買いました。七夕くらいに届く模様。

【Google I/O】 AndroidWear 端末が明日発売!!

本日01:00、Google I/O の基調講演が始まりました。
ここでは、Glass などのウェアラブル関連について最速情報をご提供したいと思います。

おおむね、時系列(発表順の) に並べましたが、ユーザー的に特に大きいニュースは上のほうに書いています。


■Android Wear 時計型端末 明日から販売!!

LG、サムスンの時計端末が *明日から* 販売開始!
なお、丸形ディスプレイの時計端末は、夏からです。




■"L" (Developer Release)
"L" は、タブレットでも スマート時計でも、最適なカッコイイ感じの UI を構築できる API セットを含む Android OSバージョンです。

上記画像の右下が、Android Wear 端末での表示イメージですね。
同じ情報を、個別の端末ごとに見やすいように表示する仕組みの事です。

ユーザー目線で言うと、タブレットでも時計でも、画面が分かりやすいと。そういう感じでしょうか。

ちなみに、Project Volta の成果により、バッテリー効率を改善しました。


■”L” は、Android Wear でも。
スマホでも、ウェアラブル機器でも、Chromecast でも、どんな端末であっても。
ユーザーのとんでもない質問に対しても、音声やその他のなんらかの状況によって適切な回答を返す。
それが目標です。

※今後の Android シリーズは、Android Wearも "L" ベースということかな? と筆者は理解しました。
※"L" は Android 4.4 "K"itkat の次の Android OS (と思う)。開発者向け版が明日から提供されるとの事。


Android Wear の見た目は (いまの Glass とは違って) 見た目のスキン的なものをある程度選べる模様。画像はスワイプして選んでいる例です。


Wear では、時計(等) とスマートフォンとで随時同期しながら動く事ができます。
Wear←→スマートフォンの情報やり取りもシームレスです。


Wear では、ユーザーが置かれた状況を判断して、的確な情報を返します。
また、音声認識機能はかならず入れてゆきます。

# まぁ、そうですよね。時計型の端末があったとして、現時点では音声以上にフレキシブルなインタフェースはない訳ですから。





2014年6月19日木曜日

日本人開発のスマートメガネ Telepathy One がお蔵入りか?

当ブログでも最新情報を追っていた Telepathy One ですが、ついにというか、やはりというか、リリースされずに終わる可能性が濃厚となって参りました。
情報ソースはコチラです。

Telepathy One は一応動くものが出た後、モックアップしか出ず、先日の WEARABLE TECH EXPO でも発表されなかったことからリリースは怪しいなぁと思っていたのですが・・・



・・・結局モックアップのまま終わるのかもしれません。
バッテリーだったり位置合わせだったりと問題は山積していたようですが・・・(サンプル生産に移るという話はなんだったんだ)

とはいえ絶対に出ないと決まった訳でもないので、引き続き注視してゆきたいと思います。
 →テレパシーからは http://tele-pathy.us/20140619 というアナウンスも出ています


# いつぞやの私の Glass の発表のときに「来ないかもしれない未来」などと書いてしまってスイマセン。

2014年6月10日火曜日

話題の指輪型ガジェット ”Ring” は8月末の初回出荷、サイズは合計4種類!

日本人が開発している先進的ウェアラブルデバイスとして大注目の

指輪型デバイス Ring (Logbar社製)

の詳細が固まってきました!



Ringは、指の動きでスマートフォンを操作する事のできるウェアラブルデバイスです。
初回出荷は 8月末(当初予定よりも1ヶ月遅延しています)で、いまから2か月後にはオーダーした人の手元に届く計算になります。

ただしこれは Kickstarter で資金協力した人向けの先行量産型とでも言うべきもので、店頭で購入できるわけではありませんのでご注意を。
(Kickstarter は既に終了しています)

ちなみに、気になる価格は1万円台 (Kickstarter での価格)。
一般発売の暁には、1万円台後半程度になるのではないかと筆者は予想します。


さて、この Ring ですが、対応スマートフォンは以下の通りとアナウンスされています。

<サポートされるスマートフォン>
・iPhone/iPad (iOS7)  ・・・Ringリリース時からサポート
・Android (4.4以上)  ・・・Ringリリース時から少々時間がかかる

まずは iOS からということですね。
そう言われるとたしかに、アップル的な質感です。そういう雰囲気を目指しているのでしょうか???

※デザインは、上記写真から多少変更されるようです (より高級感が醸し出されるらしい)。


<サイズ展開>
気をつける必要があるのが サイズ です。
これを間違えたが最後、指からすっぽ抜けて使い物にならないという悲劇が訪れます。

サイズ展開は4種類で、おのおのアタッチメント的なものが付くため合計8種類のサイズバリエーションとなる予定です。

サイズ01 = 内径19mm
サイズ02 = 内径20.6mm
サイズ03 = 内径22.2mm
サイズ04 = 内径23.8mm

このあたりは、サイズフリーの Google Glass と違うところですね。

気付いている方は少ないかもしれませんが、Glass の優れているところは「着て使うものなのにサイズが一つで済んでいる」ところです。
これは、みなが口を揃えて「ださいださい」と言うあのチタニウム製のフレームのおかげです。
Ring と並んで有名な日本人開発のウェアラブルデバイス "Telepathy One" が苦しんでいるのもフレームという話がある (噂ですが) こともあり、サイズの問題はウェアラブルデバイスの問題としてつきまとうようです。


さて、筆者はこの Ring に大変期待しております。
なぜか?

・・・それは サポートされるスマートフォンがAndroid (4.4以上) であるためです。
Android4.4 といえば——もうみなさんお分かりですね?

期待して待ちましょう!




2014年6月9日月曜日

GoogleGlass 対抗の、いますぐに買えるスマートグラスが10万円以下に大幅値引き






「いますぐに買えるスマートグラス」として名高い「M100」ですが、本日より 税込99,900円 (税抜92,500円) での値引き販売が開始されたそうです。
なんでも、
 数量限定ではございませんが、夏がいつ終わるかは東京支店でははっきりとはわかりません。
 是非是非お早めにお買い求めください。

とのことで、なんだそりゃとは思うものの、購入を考えている方は速めに動くとよろしいかと思います。

購入はこちら:
http://www.vuzix.co.jp/shop/item_detail?item_id=925952


さてこのスマートグラスですが、ディスプレイの解像度は WQVGA(428x240) で、Google Glass の 2/3 ほどの小ささになります。

本体はカチューシャ方式で頭に取り付けるため、Google Glass と違って左右どちらにもつけられます。ただし、Google Glass と違ってたいへんフレキシブル(?) であるため、言い換えると、位置固定に難儀します。

このハードウェアの中で普通の Android4.0 が稼働します。Google Glass とちがって、カード形式のインタフェースなどはありません。


というわけで、M100 は、あくまで業務用としてそこそこ普及するであろうというのが私の見方です。
ただし、それも Glass の日本でのエクスプローラープログラムが始まるまでの短い期間かもしれません。

2014年6月3日火曜日

【Glass アクセサリー】Google Glass の新フレームが 7/初旬に追加 【DVF Collection】

7/初旬に Google Glass用の新しいフレームが販売開始となります!


いままでに存在していたフレームは Titanium Collection という4種類 (コチラで写真付きで紹介しています) でしたが、さらに追加となる模様です。

また、あわせてシェードも増えるそうです。


シェードはフレームと違ってサングラス的なものですが、これがまたカッコ良いですね。
日本人に似合うかどうかは、また別の話かもしれませんが・・・


公式の販売サイトも日本語に対応しておりますし


ますます Glass は一般販売に向けた動きを進めているようです。
楽しみですね!